大隈重信の教育理念に基づき、明治28年度に坪内逍遥らによって設立された、早稲田大学系列の中では最も古い伝統を誇る大学系属校です。早稲田大学の「学問の独立」に対し、「人格の独立」を掲げ、生徒の個性を尊重した自由な校風で知られています。早稲田大学の推薦枠は5割程度であり、国公立大学などの他大学受験に積極的で進学校色が強い学校になっています。
算数は平均点が10点以上下がる年度もあり、難易度の変化に動揺しないことが重要です。また平面図形・速さの分野で難易度の高い問題が出題されることがあるため、十分な対策が必要になります。国語は文学的文章と説明的文章の二題構成で、難易度は標準よりやや高めです。知識問題や選択問題、記述問題などバランスのとれた問題形式になっていますが、1回入試と2回入試では、難易度・記述問題の量に大きな変化がありますので注意が必要です。