後半の応用レベルの大問で得点するには、①表はグラフを使った問題、②誘導つきの条件整理問題、③現場での地道な作業を伴う問題、の頻出タイプの演習量を確保しましょう。①~③のうち、少なくとも2つは仕上げたいところです。
①については、どこの学校を志望するにしても、中学受験生であれば入試本番までに一定の問題演習を積んでいることでしょう。ただし、一般的なダイヤグラムの問題はともかく、見慣れないグラフが与えられたときに、いかに落ち着いて対処するかです。まずは一般的なダイヤグラムの問題、さらに他校の入試問題から抜粋した多種多様なグラフ問題の演習を積み重ねてもらいます。
②の条件整理の問題は、誘導つきが多いのが特徴です。この誘導に上手く乗れるかどうかで正答率に大きな差が出ます。過去問演習を通じて、自分の考えを推し進めることを控えて、素直に問題文の流れに乗って考えを推し進める練習を積んでいきましょう。
また、この条件整理の問題は数の性質と絡めての出題が多いので、数の性質が苦手な受験生は、知識を固めておくことが優先です。
③については、小難しいことは何一つ要求されていないので、慌てずに粘り強く処理できるかです。時間に圧迫された状況だとミスにつながるので、このタイプの問題を拾いにかかるのであれば、時間配分に留意しましょう。
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