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社会の時期別学習法の提案

慶應中等部入試対策・時期による社会の学習法の提案(6年生)夏休みまで

6年前半の学習方法

過去問分析を始めましょう。どのような問題がどのようにでているか、しっかり観察して、特徴を自分なりに整理しましょう。出題傾向については過去5年程度を観察分析すれば十分です。出題内容については、さらに5年程度はさかのぼって、どのような知識が問われているか確認しておきましょう。過去問分析をふまえて、地理・歴史分野の復習を一通りこなし、公民分野の理解を進めましょう。

地図帳の統計資料の部分を最新版で確認し、読み取りをする力をのばしましょう。地図帳では、地方ごとの細かい自然地名を確認し、形・位置などの情報も読み取り表現する練習をしましょう。白地図トレーニングも夏休み前に一通りすませておきたいところです。

歴史では、時代ごとの特徴を整理したうえで、全体を通した年代暗記に取り組み始めましょう。

新聞記事を継続的にチェックし、公民分野の出題につながりそうな情報を拾い出しておきましょう。また、時事用語の解説記事などもチェックし、切り抜いてノートに貼るなどしておきましょう。

6年夏休みの学習方法

一通り、社会全分野の学習が終わったことを前提に、理解と記憶の確認を計画的に実施しましょう。厳密に仕上げる必要はありませんしその余裕もないでしょう。全体像をつかんでおき、その中で各単元の学習状況を確認していくことが大切です。塾の講習を受けないのであれば、知識項目を一通り仕上げていくという学習も可能です。

夏休みまでには、最新の学校別過去問集、科目別銀本が出揃います。社会の知識問題については、学校を問わず、最新の出題が参考になります。また、さまざまな出題形式があることを知って適応する力をのばしていくことも必要です。可能であれば、銀本の取り組みやすそうな問題から取り組んで、知識分野のランダムな復習につなげていきましょう。

単元別を越えた総合的な問題対応力、どんどん切り替えながら対応していく力を養っておくことで、秋以降の4科学習バランスに余裕が生まれます。

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