東海中理科の出題傾向は、従来化学分野の出題の割合が多かったが、近年は従来少なかった生物分野の出題が多くなり、化学・物理・生物分野が均等(約25%)に出題されている。また、地学分野も19%と比較的多く各分野がバランス良く出題されている。
化学分野では、「水溶液の性質」、物理分野では「てこ・バネの問題」、生物分野では「植物の成長」、地学分野では「天気・気温の問題」などが中心に出題されている。 理科は比較的一般的な問題が多いが、近年の特徴として記述問題が特に多く、図を書かせる問題なども出題されている。
これらの問題は、単元に関する理解力や単元に関する特徴を明確に理解する必要があり、単に暗記だけでは対応できない問題が多い。
なお、詳しくは当会発行の「単元別中学入試問題集」の問題分析を参照下さい。