桜蔭中の入試の合格者平均点は非公開となっていますが、社会の合格者平均はおそらく8割程度ではないかと思います。はっきり言って、桜蔭中の社会は国語や算数と比べてずいぶんやさしいです。そのため、社会ではあまり差がつかないと思われます。しかし、反対に言えば、「社会で落とすと桜蔭中は受からない」ということになります。したがって、社会では確実に高得点を取らなくてはならないのです。
では、桜蔭中の社会でどうすれば高得点が確実に取ることができるのでしょうか?
桜蔭中の社会で出題のウェートが比較的大きい地理と歴史を固める必要があります。それも基礎を徹底的に身につける必要があります。桜蔭中の社会の大部分は簡単な記号選択問題ですし、資料の読み取り問題や記述問題も、結局は、基礎知識の応用問題でありますから、まず地理と歴史の基礎を盤石にする必要があるのです。
地理や歴史は、ある特定の地域やテーマを題材として総合問題として出題されます。これも恐れるには足りません。どんなに題材がユニークで未知のものであったとしても、地理、歴史、あるいは公民の基礎知識を駆使すれば十分解けるようになっています。
要するに、桜蔭中の社会の対策はとにかく基礎を地道にかつ徹底的に固めることにつきます。
勤勉 ・温雅 ・聡明であれ。
これは桜蔭中の校訓です。まさに桜蔭中の社会の受験勉強もこの校訓をこころに刻んで学習して行って欲しいものです。