[4]
(1)虫めがねの使い方、少し詳しい知識ですが、駒東志望なら知っておきましょう。
目と虫めがねの距離を動かさないのがポイントです。よって、「ウ」
(2)
A 花の真ん中にあるのでめしべに見えるかもしれませんが、そうするとおしべがなくなってしまいます。めしべはその先についている小さい突起のようなものです。タンポポと同じようにめしべにおしべがくっついているのです。「ア」
B 図4と図5、および「花びらは見られず(B)は閉じたまま」という文から、がくだと判断できます。「ウ」
C 図5と図6から、Cは種子を包んでいるものなので、実だと分かります。「オ」
(3) ここは読解がポイントです。
問題文の5行目に
「ハチが花に入るのと同じように下の花びらを押して、花の中に小指を入れると、白い粉がつきました」
とあります。解答欄の大きさに合わせると
「①花の中に入る②胸や腹」
②が少し迷うところです。「からだのどこに」と問われているのでからだの部分の名前を答えなくてはいけません。
(4) 他の花から花粉を運んでもらえないのに種子が出来る→自花受粉ですね。
30字以内に合わせて長めに記述します。
「一つの花の中で、おしべで作られた花粉がめしべの柱頭につく」
記述を長くしたいときは以下のように付け加えていきます。
「一つの花の中で、おしべの花粉がめしべにつく」(最重要なことを書く)
↓
「一つの花の中で、おしべの花粉がめしべの柱頭につく」(重要語句を加える)
↓
「一つの花の中で、おしべで作られた花粉がめしべの柱頭につく」(説明を詳しくする)
短くしたいときはこの逆です。問いに対して、最重要と考えられることだけは絶対に削ってはいけません。
(5)
①自花受粉ですので確実に受粉できます。「ア」
②受粉すれば種子ができます。受粉した数が多ければ種子も多くなります。「ウ」
③自花受粉ですので、親とまったく同じ性質を持った子孫(クローン)しかできません。「カ」
(6)図6、図7を見ればしくみは分かると思います。問題はどう表現するか、です。字数制限はありませんので、まずは書いてみましょう。
「実の皮が閉じて、押し出される」 少し短いですね。少し表現を丁寧にしてみます。
「実の皮が閉じることによって、種子が押し出される」
このくらいでも点はもらえますが、問題文の言葉を加えるとよりそれらしくなります。
「実の皮が閉じることによって、種子が押されて、はじき飛ばされる」
[1](1)①A②A③A (2)①A②A/A (3)A (4)①B②B③B (5)A
(6)B (7)①A②A③A
[2](1)①A②A (2)A (3)B (4)B (5)A (6)A/A
[3](1)A (2)B (3)A (4)C (5)A
[4](1)B (2)A→B B→A C→A (3)①B②B (4)B (5)①A②B③A (6)B
[5](1)①A②A③B④A (2)A (3)B (4)記号A 記述B (5)B (6)A (7)C
A:駒東合格を目指すなら必ず得点したい問題
B:着眼点や考え方により正答率に差がつく問題/やや詳しい知識問題
C:やや難。一旦とばしてもよい問題