5年生までは各塾のテキストの、最上位コースに合わせた課題をこなすだけで十分な受験知識を身に付けることができます。別途に塾で指定されている教材以外の教材を購入して、補強を急ぐ必要はありません。私もこの時期の生徒には、毎週の授業内容の理解・復習を徹底し、各分野の基礎知識の定着を目指すよう指導しています。
もちろん計算力を高める必要があることは言うまでもありません。
計算力とは、①計算そのもののスピード、②計算の正確性、③計算の工夫の知識量を指します。そして、この①②の「早さ」と「正確さ」は、6年生になってからでは、もう身に付かないのです。4・5年生のうちに毎日決まった時間に計算練習をすることを習慣とし、計算のスピード、正確性だけは受験レベルまで高めておきましょう。③の工夫は6年生になってからで間に合います。
なお、この計算力は日々の家庭での練習でしか身につけることはできません。私は個々に最も効率よく計算力を身につける方法を提案してまいりますので、いちはやく実践し、盤石の基礎力を身につけましょう。