④ <理科>
開成中学では、生徒諸君の能力を十二分に発揮させるべく、物理・化学・生物・地学の各分野について、それぞれの専門の教員が担当します。教科書にとらわれず。創意工夫を凝らした授業が展開されます。実験室及び設備。指導体制も充実しており、中学終了時までに自然科学に対する基礎知識・洞察力が養われるように指導します。
総合的な学習の時間では、2年で岩石を中心とした自然学習(長瀞での実習を含む)、3年で環境・エネルギーや身近なものの化学(科学)学習を行い、共に理科と深く連携して実施されます。
開成高校では、各科目に充分な時間を割り当てるべく、原則として選択制を取ります。大まかな流れとして、1年では化学を全員が履修し、さらに物理・生物・地学のうちから2科目を選択します。2年では1年で履修した3科目のうちから2科目を選択し、3年で理系文系に分かれ、理系に進む諸君は2科目を、文系に進む諸君は1科目もしくは2科目を選択します。どの科目も実験・観察を重視し、問題演習も十分に行い、大学入試のためだけでなく、真の実力がつくことを目指します。
⑤ <英語>
開成中学では、中学では各学年とも週5時間の授業を行っています。教科書や独自の自主教材などを使って、発音・文法・読解・作文と全般にわたって基礎を固めながらレベルの向上をはかっています。また、各学年とも国際理解を目的とした総合的な学習の授業が涸1時間、外国人講師によって行われています。この授業は各クラスを2つに分けて(21人~22人授業)、英会話による活発な授業が行われています。
開成高校では、各学年とも週6時間の授業を行っています。内容は基本的に週2時間で構成する授業3つを柱にしており、主として担当教員の選んだ教材や独自の教材・プリントなどを使い、きめ細かく基礎を固めながら高度なレベルへと進みます。語彙やイディオムの力をつけながら読解力並びに英作文力を高め、大学入試に向けた実践力を養っています。これとは別に、実践的なコミュニケーション能力を目指し、外国人講師による授業(講読とディスカッション)も行われています。
⑥ <芸術>
(音楽)
器楽の倡得に重点をおき、楽理的な知識を補いながら、創造的な演奏能力、創作力を養うことを目指します。
(美術) 1年生では基礎的なデッサンカを養い、2年生から立体造形など応用的分野に発展させていきます。ビデオ・スライドによる美術史の講義にも力を入れています。
高1(編入生は高2)は必修選択授業、次年度からは自由選択授業となります。生徒のさまざまな芸術的興味にかなうよう選択肢を広げ、美術・書道・工芸のほか、音楽はギター・ピアノ・歌唱・作曲の4コースを設け、専門的に進んだ授業を行っています。教室も各科目に専用のものがあり、高度な内容の授業も行えるよう、機材・設備も十分整っています。校外での音楽鑑賞や、美術館ぺ専物館見学、陶芸実習などが行われることもあります。
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