(3) これは、極端に潰した図を自分でかくことが重要です。問題に示された図では、はっきりしません。
図3
地表面の線と地表面に垂直な線との角はもちろん90°
地表面に垂直な線と地軸とのなす角が45°ですから、図3のような直角二等辺三角形がかけます。
明らかにAの方が長くなっています。→「ア」
(4) 中心から極までの長さを1000にそろえるのがよいでしょう。
ウは
中心~赤道:中心~極
=1040:1020
=□:1000
□ =1019.6
中心から極までの長さを1000にそろえたとき、中心から極までの長さが1000に近いほど球形に近いですから
ア:1020 イ:1040 ウ:1019.6
より
「ウ→ア→イ」
2.「地球の表面積」に対する「その高さより高いところの総面積」のグラフです。これは初めて見た、という受験生がほとんどでしょう。そこがねらいです。初めて見るグラフの意味を理解し、読み取る力を試しています。
ポイントは「総面積」になっているところです。その高さの面積ではなく、その高さより高いところの合計になっている!気付けたでしょうか?
本当に分かっているかは(2)(3)ではっきりします。
(1)
※イの解答が28→72、29→71
(2)まず、大陸棚がグラフのどこまでかを考えます。「海岸から続く、海底の傾斜がゆるやかなところ」です。深さ200mあたりから急に下がっていますから、ここまでです→図4
図4
そしてそれが何%か?
はじめに述べたように、グラフはその高さまでの合計が表されています。
深さ200mあたりの目盛りを読むと34%くらい
ここから、陸地である30%を引かなくてはいけません。
よって「ア」の5%がもっとも近くなります。