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国語の時期別学習法の提案

女子学院中入試対策・時期による国語の学習法の提案(5年生)

5年生

①語彙力・知識力強化

女子学院中は、随筆文や論説文が主に出題される。
当然、文書には漢字が多いし、言葉も難しめで、しかも語注がない。
それに、設問の中でも知識問題は必ず出題される。

以下の特徴から考えていくと、やはりある程度の知識、語彙力が必要になるので、5年生のうちから、この点を意識して学習していく必要がある。
大手塾に通塾している場合は、知識、言葉、漢字に関する学習にしっかりと取り組んでいこう。

ただ、なかなか大手塾の教材だと覚えにくい、また語彙力、知識問題に不安を抱える生徒は、市販のテキストをうまく活用したほうがよいだろう。
自由自在高学年用(受験研究社)や、言葉力1200、要点ランク順シリーズ、カードで合格シリーズ(以上、学研)などがお奨め。

②論説文、随筆文、詩に慣れていく。

上記で述べたように、女子学院中は論説文、随筆文、詩が主に出題されるが、このようなジャンルを苦手とする生徒は多い。
だから、5年生の時から少しずつ、慣れさせておく必要がある。

また、このようなジャンルを多く読むことで、大人の考え方がわかるようになるので、文章理解が深まり、主題や要旨もわかりやすくなるだろう。
ただ、要約させるのは時期尚早。

なぜなら、要約は高度なテクニックが求められるし、それを課してしまうと文章一題読むのに大変な労力を要するので、なかなか続かない。
この段階では、あくまでも「大人の考え方」=道徳的価値観を知ることが大切なので、まずはどんどん読ませていこう。

『時期による国語の学習法の提案(5年生)』 >> 1 2
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