大正12年4月松平伯爵の私邸をさき、伯爵自ら初代校長となり開校された学校です。
強健、厳正、勤勉の教育目標を掲げ、国際社会の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。2日校ということもあり、学校偏差値は高めで、なかなか入りにくいのですが、入試の合格発表時に入試での得点を教えてくれることもあり、複数回受験をする生徒が多いのが特徴です。
大学合格実績も安定していて、早稲田・慶應に100名以上、東京理科大に60名以上合格者を出すなど、文系理系問わず実績を出している学校です。
現役合格率は50パーセントとやや低めですが、国公立志向も高まっていて、センター試験受験率は99パーセントになります。水泳で有名な北島選手の母校としても有名で、サッカー好きな少年が多い学校でもあります。
本郷中は、早稲田や慶應志望者を中心に一部、麻布や駒場東邦、武蔵志望者も併願校として受験することが多いようです。
入試問題の傾向は、4科目とも標準的なレベルでいわゆる難問は見当たりません。
ただ、算数は図形、グラフの読み取り、特殊算、理科、社会では資料やグラフ、地形図などの読み取りが出題されるので、このようなタイプの問題にも対応できるように理解を伴った学習を心掛けていきましょう。