改訂後の本科教室は、目次の説明では学習内容がイメージしにくくなり、抽象的な指示にとまどうお子さんも多いようです。とまどいを感じるようであれば、指示部分で足踏みせず、文章自体と設問自体に集中していきたいところです。学習の順序としては、各回の具体的な問題演習をある程度積み重ねた段階で、「学びのとびら」や「準備」の部分で理解を整理するという手順が学びやすいのではないでしょうか。
栄冠への道をしっかりこなすことで、普通部入試に必要な読解力・解答力が身につくことが期待できます。普通部対策の演習として、確実に消化していきたいところです。
語句のたしなみは、計画的に、着実に、チェックしながら身につけていきましょう。
カリテでは、共通・基礎問題での得点率をあげるようにしましょう。誤答については、どのようにすれば正答できたかまで確認しておきましょう。公開模試では、記述でとりこぼしがあれば、ていねいに見直しておきましょう。いずれも、正答率が40%以上の問題を確実に取っていきたいところです。
日能研は、教室による違いが大きいようです。教室単位の前年合格実績を参考にし、志望校対策をどの程度期待できるか見きわめてください。