過去問に本格的に取り組み始めましょう。過去10年程度の問題を、最初は、時間制限をつけずに解いて、どの程度正解できるか確認しておきましょう。時間をかけても正解率が低い場合は、文章・設問の水準に対応する力がまだ弱いと考えられます。読む力、解く力をさらにあげるような演習を行いながらチャレンジを続けましょう。
時間をかければ七割以上正解できるという場合は、時間内にこなせるように時間を意識した演習を重ねましょう。時間内に解きおえるための技術を整理しておきましょう。
過去問を何度か繰り返し解く際に重要なことは、覚えてしまった答えを思い出すのではなく、初見の状態に戻ったつもりで、文章の種類識別、読み方の確認、線引き、印つけ、設問の精読、何が問われていて、どのようにすれば正解できそうかの手順確認をていねいにしていくことです。
過去問を解きながら、塾教材や他校の過去問題から、同じような長さ、出題形式の問題を拾って取り組むこともしていきましょう。苦手な種類の文章、出題形式がある場合には、演習量を増やして克服していきましょう。