『サマーサポート』は難易度が急上昇します。雙葉中の出題傾向にそぐわない問題が散見されるため、生徒の状況に応じて問題の取捨選択が必要になってきます。在籍クラスによっては、デイリーチェックの得点をある程度割り切って考えることも必要でしょう。
雙葉中志望者にとって、試験時間が40分から50分に変更されたとはいえ、処理速度を上げる練習は必要です。毎日の『基礎トレ』でスピード練習を行うのは、夏休みに入っても同様です。
『サマーサポート』の問題を削る分、東京出版『ステップアップ演習』を夏休み中に1回転させておきます。典型問題の解法定着をより強固なものにするための問題演習と位置付けて下さい。正解した問題も必ず解説を熟読し、複数の解法を習得しておくようにしましょう。
『有名中学入試問題集』ですが、在籍クラスによって取り扱いが異なります。SAPIXから出された指示が負担になるようなものであれば、柔軟に対応していきましょう。
夏休み後半の夏期集中志望校錬成特訓から、本格的な雙葉中対策授業が始まります。ただ、演習授業が連日長時間に渡って行われるので、家庭での復習時間の確保が難しいでしょう。授業中に間違えた問題の解き直しだけは必ずその日のうちに済ませて下さい。