記述型入試では、与えられる解答スペースの大きさがポイント。何をどれくらい書かなければならないかを判断する、ひとつの指針となります。フェリスの解答スペースの大きさは、桜蔭中や学習院女子中等科とほぼ同じで、記述型入試の学校の中では、狭い部類に入ります。この解答スペースに見合った内容を記述できるように、答案作成力を養っていきます。
また、単なる式の羅列と計算過程を残すだけでは通用しないことを肝に銘じて下さい。「私はこのように考えて答えを求めました」というアピール、つまり①解答方針を“言葉”や“図”を駆使して示す、②方針を示してから答えを出すまでの過程を“式・計算・言葉・図”により補う必要があります。
「まずは書きたいことを全て書いてみる → 余計な部分を削ぎ落とす・回りくどい部分を別の表現に置き換える → 解答スペースに見合った過不足ない答案に仕上げる」という一連の答案作成練習を添削とセットで繰り返すことで、徐々に添削される部分が減っていきます。
また、かつてのように極端に難易度の高い問題が出た場合に備えて、部分点狙いの答案作成練習も事前に積んでもらいます。
フェリスの採点担当の先生に“見てもらう答案”ではなく、“読んでもらう答案”を作り上げていきましょう。
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※ ただ今、当塾の講師陣が一生懸命執筆しております。
執筆がすみ次第、随時公開いたします。
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