例年大問が1題、総設問数が15問前後出題されます。大問の導入の文(リード文)は非常に長く4ページにわたります。毎回ひとつのテーマにしぼった題材に関して、地理・歴史・公民・時事問題の総合問題が出題されます。
制限時間は50分で、総設問数15問前後を解くわけですから時間の余裕はあります。
あるテーマを題材とした総合問題
① 知識を問う問題
② 資料(リード文、図表)の読み取り問題
③ 生徒の意見・考えを問う問題
まとめ
「知識の量を問う」問題がこれまでの開成の社会の特色です。ただし、年によって、(あるいは出題者によって、)かなり出題形式は異なります。史料、地図、図表・グラフなどの資料の読み取り、記述問題も毎年出題されますが、それほど難しいものではありません。
地理では、開成中周辺や東京の「ご当地問題」が出題されることがあります。
平成23年度(2011)
1 東京湾の移り変わりを題材とした総合問題
平成22年度(2010)
1 旅行の移り変わりを題材とした総合問題
平成21年度(2009)
1 山形県の産業・歴史を題材とした地域社会についての問題
平成20年度(2008)
1 法律と私たちの社会についての問題
平成19年度(2007)
1 各時代の地震を題材にした総合問題
平成18年度(2006)
1 紙を題材にした総合問題
平成17年度(2005)
1 人々の生活と「時間」との関わりについての問題
平成16年度(2004)
1 仕事に対する考え方の時代的な変化を題材とした社会の総合問題
平成15年度(2003)
1 地球環境に対する自転車の効用と「放置自転車」についての問題
平成14年度(2002)
1 個人の健康と社会の関係についての問題