(1)時 間 ・・・ 60分
(2)問題数 ・・・ 大問 5題~6題
(3)点 数 ・・・ 60点満点
(4)合格点 ・・・ 未公開(他科目との兼ね合いもありますが35点以上はほしいです)
(5)解 答 ・・・ 答だけでなく、途中式を記入する欄があります。
また、作図を求める問題もあります。
麻布中の問題に皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか?
“難問だ”、“奇問が多い”、“パズルみたいだ”、“考えさせる問題が多い”・・・などなどの
イメージをお持ちの方が多いことでしょう。
確かに問題文を見ると、普通の入試問題では見たこともないような問題が多く、
パズルみたいな印象があります。
しかし、実際解いてみると、けして超難問ではなく、
パズル的な要素も少ないことがわかります。
麻布中学の問題の傾向は大きく2つに分かれます。
A その場で条件を与えられて、思考力を要求される問題
B 中学受験の典型的な解法によって解ける問題、あるいはその応用問
上記のどちらも、実は、
基本的な知識や考え方を柔軟に使いこなして解く問題
です。
パズルを解くような、突拍子もないひらめきやたまたま解けてしまうような要素より、
正攻法で、理屈で詰めてゆけば解ける問題です。
また問題の構成もよく考えれていて、
(1)は比較的簡単に解け、(2)は(1)を利用すれば解けること
が多いのです。
つまり、麻布中の問題はけして超難問ではなく、
それほど恐れるような性質の問題ではないのです。
近年5年間の出題傾向を表にしてみました。
2007年以前も似たような傾向で
①数の性質(約数と分数)
②速さ(ダイヤグラム)
③平面図形
④規則性
上記の単元を軸に、場合の数、比、割合、立体図形、その他を複合させた問題、
中学受験の典型的な問題(食塩水、時計算、和差算など)が頻出です。
①基礎力をつける
②(2)を解くために(1)を利用する
③頻出単元を中心に全般的な分野の学習
④典型的な問題は確実に正解を出し、その場で考える問題で差をつける
ことが攻略法と言えます。詳細は麻布中学の合格戦略をご覧下さい。