昭和2年に青山学院の母体が形成され、昭和22年に共学校として中等部が設置された。
プロテスタントの精神に基づき、他者への思いやりを大切にする教育がなされている。大学受験に縛られず、用意された多種多様な選択授業や盛んな国際交流を通じて、視野を広げることができるのも魅力のひとつ。校風はいたって明るく華やか。
併願校は【男子】:慶應普通部・慶應中等部・学習院中等科・渋渋など、【女子】:女子学院・立教女学院・慶應中等部・渋渋・頌栄女子学院など。
出題傾向は【算数】:一行問題中心に出題分野が多岐にわたるなか、折り返しの角度・速さ・単位換算などが頻出。【国語】:物語文・随筆・詩の4題構成が多い。選択肢や抜き出しが中心だが、設問数が40~50と多く、処理能力が要求される。【理科】:物理・化学・生物・地学4分野からバランス良く出題される。そのうち、毎年出題される単元と隔年で出題される単元には注意が必要。【社会】:理科と同様、地理・歴史・公民3分野と時事問題をバランス良く出題。選択問題では複数解答のことが多く、正確な正誤判断のためにも、正確な知識の定着が必要。