一 | 問1A 問2B |
---|---|
二 |
問1A 問2(A)A 問2(B)A 問3A 問4A 問5B 問6B 問7A 問8A |
三 |
問1A 問2A 問3(A)A 問3(B)B 問4A 問5B 問6A |
A…筑波大附属中合格を目指すなら、確実に得点したい問題
B…知識や文脈力、論理的思考力で、得点に大きく差がつく問題
C…国語力がないと歯が立たない問題
資料(グラフ)から読み取れることから「適当でない」内容を確認する記号選択問題です。
資料は「中高生が担任の先生に敬語を使って話すべきだと考える場面」を調査した結果をグラフで示したものです。各選択肢の説明にそってグラフの数値を照合していけば、適当でない説明の確認は容易でしょう。
資料(グラフ)から読み取れることの理由を自分なりに考えて説明する記述問題です。
設問は「『休み時間に校内の廊下で話すとき』よりも『放課後に道で会ったとき』のほうが敬語を使うべきだと思う人の割合が多いことの理由」を問うています。それぞれの場面での気持ちのあり方を具体的に想定できないと、説明内容が浮かばないかも知れません。
語句の意味を説明する記号選択問題です。
主人公の心の状態の変化(プラス→マイナス)を確認する記号選択問題です。
本文2~3行目には「…爽快感のある練習がしたかった」とありますが、傍線部の3~4行前には「…もし…バスに乗っ…たら…心配してくれる…か…」とあります。プラスからマイナスへの心の変化がはっきりと確認できます。
主人公の心の状態のさらなる変化が分かる行動を確認する抜き出し問題です。
傍線部の「制御できない」は、「バスに乗ろうとしている自分」を意味します。その行動が否定された箇所を見つけるのは難しくないでしょう。
情景描写が強調する主人公の心の状態を確認する記号選択問題です。
傍線部の前後を丁寧に確認しましょう。「…頭の中は真っ白…」、「狐に化かされたような気分…」、「山は…姿を変える」、「…山道は…暗く…怖い…」とあります。
情景の変化が暗示する主人公の心情変化を確認する記号選択問題です。
変化後の心情を傍線部付近で確認してみましょう。傍線部⑤の直後に「息苦しいほどの沈黙…」とあります。これだけでも、選択肢後半の心情説明がだいぶ絞り込まれるでしょう。
変化の前の主人公の心情(マイナス)を確認する記号選択問題です。
傍線部の「くだらない事」とは、主人公が「落ち込んで」いた理由です。傍線部の5~6行前を見ると、「『…先生に可愛がられてる…』意外な言葉…」とあります。さらに3~4行前を確認すると、「『…栞が…タイムを縮めた』はっとする…」とあります。選択肢がやや微妙に作られているため、より丁寧な心情の確認が必要とされます。
他者の様子をきっかけに変化する主人公の心情を確認する記号選択問題です。
傍線部の「胸が…締め付けられる」心情の対象は、直後のつぶやきで示されている「今、きつい…南原さん」です。ここに「自分自身との対比」を意識できるかどうかがポイントとなるでしょう。やや難しい設問です。
主人公のプラスの心情変化を確認する記号選択問題です。
傍線部の手前を確認しましょう。「…静かな佇まいを見る…落ち着きを取り戻した…自分の肉体だけで戦う…あるべき姿だと思った」とあります。選択肢は素直に作られていますので、迷うことはないはずです。
漢字の書き取りの問題です。
傍線部の内容の理由を確認する記号選択問題です。
傍線部を含む段落の直後の段落の後半に注目しましょう。「…視線が合っている顔を好みます」とあります。選択肢は素直に作られていますので、正答しやすいはずです。
傍線部直後の文を見ると「視線…を合わせることは…大切…」とあります。よって、問1の延長として理解できることが分かります。
傍線部の内容の具体的な言い換えを確認する記号選択問題です。
傍線部の6行後を見ると「…赤ちゃんとのコミュニケーションを学ぶことができる…」とあります。
傍線部の内容の具体的な言い換えを確認する抜き出し問題です。
傍線部からしばらく先の段落まで確認していく必要がありますが、設問にある「赤ちゃんの…変化」について注意深く探していけば、明確に説明されている表現にたどり着けるはずです。
傍線部の問いかけに対する答えとなる内容を確認する記号選択問題です。
2つ後の段落の末尾を確認しましょう。「…視線を見る感度も高まり…目を見る時間は長くなっていく…」とあります。
「合否を分けた一題」として解説します。
傍線部の説明の理由となる内容を確認する記号選択問題です。
最後から2つ目の段落の末尾に「…赤ちゃん時代の終わりが近づく…」とあり、その手前には「…『言葉』の獲得…」とあります。
傍線部の内容を具体的に言い換える記述問題です。
解き方の手順
①傍線部直前を確認しましょう。「お母さんの表情から…」とあります。
↓
②「お母さんの表情から赤ちゃんが判断すること」については、同じ段落の中で具体例として説明されています。
⇒「…崖が見える怖い場所…お母さんが微笑んでいる…そのまま…進んで…」
「…お母さんが怖い顔をして…進まずに留まった…」
↓
③具体的な言葉から「状況」を表す抽象的な言葉を導きます。
⇒「…崖が見える…場所…」 ⇒「自分がいまいる場所」
⇒「…そのまま…進んで…」 ⇒「安全」
⇒「…進まずに留まった…」 ⇒「危険」
↓
④言葉を簡潔に整えます。
⇒「自分がいまいる場所が安全なのか危険なのか」(を判断すること。)
結果から見ると簡単な設問に見えますが、具体例の内容を簡潔に抽象化するという作業は、受験生個々の実力差が表れやすいもののひとつです。